なるほど青汁|トップページ > 青汁の働きが知りたい方へ・美容や健康にいいと言われるメカニズム

監修 野田茉里奈(のだまりな)

【資格】

管理栄養士免許
栄養教諭一種免許状
臨床栄養師
家庭料理技能検定2級

Read more ▼

【現在の活動内容】

管理栄養士として特定保健指導業務を担当。メタボ予備群もしくはメタボと判定された方に対して生活改善を促すお仕事。食事だけでなく、生活リズム全般に関する指導を行っている。

青汁は体の機能を正常に保つための栄養補助食品check

医心方

青汁は元々、千年以上前の日本で貴族や庶民の間で飲まれており、日本最古の医書である『医心方』にも健康に良いと書かれています。

岡山県倉敷市の遠藤博士が、青汁の豊富なビタミンやミネラルの発見から戦前・戦後の『栄養補給』として使用されたのをきっかけに、一気に注目を集めました。

青汁は、筋肉や骨などを作るサポート源と認知され、からだを動かす働きも担う『タンパク質』や『エネルギー』の貯蓄にも繋がる為、『健康食品』や『病院食』としても用いられるようになりました。

今でこそ、『大麦若葉』や『ケール』などの青汁が一般的ですが、当時は『捨てられている緑の葉』で作られているのが普通でした。

青汁には色んなビタミンやミネラルが摂れるから体の筋肉や骨を作るための栄養サポートになるということか。

そうですね!
体の細胞は色んな栄養がサポートしてつくられ、機能しているので青汁が色々な美容や健康の効果によいという理由の根源は「色んな栄養を補給し体の機能をサポートする」という結果にあります。

青汁の効果は、乱れがちな食生活が整い体の機能が整うため美容や健康によい作用が期待できるということです。

青汁を飲むとニキビやダイエットに良いと言われていますが、飲むと改善するものではなく、普段の食事に加えて青汁で栄養を補給してあげることで、体に必要な栄養素が満たされることで正常に機能し、肌の生まれ変わりや代謝機能が向上し、肌がキレイになったり太りにくい体質になる。ということです。

青汁を飲んでも効果がないという方におおいのは、お菓子ばかりやインスタント食品だけの食生活を過ごしている方です。食生活の乱れた食生活に青汁を加えても、効果を得ることは難しいです。あくまで食事バランスを意識した生活をして、さらに青汁で栄養を補給してあげるという使い方をすることが効果を得るために大切なことです。

青汁はダイエットに効果的とか、ニキビに良いとか、中性脂肪にも!など直接的な作用があると感じている方がおおいと思うんですよね。

そもそも青汁に直接的な効果を求めることが間違いといいますか、なんか違うなって思うんですよね。

そうですね。あくまでも薬のような効果ではなくて、野菜の代わりとしての効果があると知っておくことが大切ですね。

そして、青汁も含めて食事を全体的にきちんとバランスよく食べることを意識して頂けたらと思います。

青汁の効果を勘違いしている方もおおいような気がします。

ニキビや吹き出物、太りやすくなった。などの原因は食生活のバランスが悪いことが原因のひとつにあると思うんです。

そこで青汁で普段とりにくい栄養を補給することで食生活のバランスが整い、からだの機能が正常に働くようになる。その結果、美容によい働きがある。ということだと思いますがいかがでしょう?

その通りだと思います。一つの栄養素が足りないから症状が出ている、というわけではなくて、そこには色んな原因があるので青汁を飲んだからといってすぐに良くなるものではないですよね。

ただ、青汁によって栄養を補えると、今までの生活よりは少し食事のバランスが良くなって、結果として症状が改善する可能性があります。

青汁の効果を得るためには緑黄色野菜が主原料の青汁を選ぶことcheck

効果を得るためには青汁を選ぶポイントを知ることも大切です。ポイントは緑黄色野菜が主原料として使用されている青汁を選ぶことです。

青汁は元々、緑の葉っぱを汁にして飲んでいたことが青汁が広まったきっかけです。緑の濃い色の野菜は栄養価は高いが、食べにくさがあるため手軽に栄養を取り入れるため汁にしたものが本来の青汁です。

現在は青汁のおいしさにこだわりすぎてフルーツやお茶など配合したものが多く販売されていますが、青汁は「栄養価の高い緑黄色野菜を手軽に摂るためのもの」であり、緑の野菜の高い栄養素を摂ることで、身体の働きをサポートし良い効果が期待できる。ということを覚えておきましょう。

青汁は栄養価がたかいといわれる理由は、原料となるケールや大麦若葉が、キャベツやきゅうりなどの通常の野菜とくらべて栄養が高いということなのでしょうか?

そうですね、原料の栄養価は通常の野菜と比べて高めです。

大麦若葉については食品標準成分表に記載がないのではっきりと成分が分からないのですが、ケールと明日葉については栄養価を比べることができます。
元々、キャベツやきゅうりのような淡色野菜は水分の割合が多くてあまり栄養価が高くないのですが、ほうれん草やケール、明日葉のような緑黄色野菜は栄養価が高いです。

なるほど、やっぱり緑色が濃い野菜は栄養価が高いんですね!

たくさんある緑黄色野菜の中でも、ほうれん草、ケール、明日葉は割と栄養価の高い野菜にあたります。

特にほうれん草は明日葉よりもマグネシウムや鉄分においては優れていて、ケールと比べると多く含まれている成分がさらにたくさんあるのですが、シュウ酸が多くエグ味が強いため生のまま飲み物にするのは適していないこと、多く摂りすぎると結石の原因となることから青汁の原料にはならなかったのだと思います。

青汁に含まれる美容や健康に良い成分check

青汁の栄養価がたかいことはわかりましたが、青汁のどんな成分が美容や健康によいのでしょうか?使用される原料に含まれる共通の栄養素を教えてください。

青汁の美容や健康に良い働きが期待できる成分は、食物繊維、カリウム、カルシウム、βカロテン、ビタミンK、ビタミンCが多く入っています。
βカロテンやビタミンCは加齢、がん、生活習慣病の予防に繋がる抗酸化作用を持つ栄養素です。食物繊維は、便秘予防や糖質と脂質の吸収を妨げるために役立ちます。

カリウムは摂取した塩分を体外に排出する効果があります。

ビタミンKは出血した時に血液を固めて止血したり、骨を作るのに役立ちます。

ビタミンCはストレスによって減りやすく、皮膚や粘膜の健康維持に役立ちます。

カルシウムは骨を丈夫にするために役立ちます。

青汁の3大原料に特におおく含有する栄養成分check

青汁の3大原料はケール・大麦若葉・明日葉といわれています。
肌荒れにはビタミンCがおおく含有するケールの青汁を、ダイエットにはカルコンがおおく含有する明日葉の青汁がよいといわれています。

3大原料にふくまれる栄養素を覚え、自身が改善したい症状に合わせて青汁を選ぶことも効果を最大限に得るために大切なことです。

ケール・大麦若葉・明日葉

青汁を飲む方は、野菜不足を補うため以外に、肌荒れとかダイエットやむくみ、コレステロール、中性脂肪・血糖値・疲労とかに悩んでいる方がおおいと思うので、それぞれ何の原料がよいのか知りたいと思うんですよね。

ダイエットの観点でいうと明日葉にはカルコンという抗酸化物質が含まれています。
カルコンは、高血圧、脂質代謝異常、糖代謝異常などのメタボ予防の効果があります。
また、カルコンはがん予防にも効果があるのでは、と考えられています。他の原料と比べてβカロテンが多く、抗酸化力も高いです。

ダイエットのサポートとして青汁を飲むなら明日葉が配合されたものがよいのか。

大麦若葉にもポリフェノールなどの抗酸化物質がたくさん含まれています。
それらが炎症や潰瘍、高コレステロール血症、糖代謝異常、血栓、脳神経細胞障害に対しての抑制作用を持つといわれています。

ポリフェノールということはアンチエイジングとか美容によいということですね。

ケールにもスルフォラファンなどの抗酸化物質が含まれています。

活性酸素を除去して老化や癌などの進行を遅らせることができるのではと期待されています。
また、血糖上昇抑制や脂質代謝改善作用もあるとされています。

3大原料のすべてに美容や健康によい成分は配合されていて、ダイエットに良いといわれるカルコンがおおいのは明日葉で、ケールや大麦若葉には美容や健康維持によい成分が含まれてるということか。

はい。
研究論文を見ると、どの青汁にも美容や健康維持にに役立つ成分が入っていますし、メタボ予防、むくみ、加齢や癌の進行遅延についてそれぞれを同じ条件下で比較した研究が見つからなかったので順位はつけられないのですが、むくみに効果的なカリウムも、メタボ、加齢、癌に効果的といわれる抗酸化物質も全てに含まれているため、なるべくは3大原料の全部が配合されているとよいです。

青汁の効果を最大限に得るための食事バランスcheck

青汁の効果を最大限に発揮するためにも食事バランスに気をつけることは大切です。

人間の身体をつくる「タンパク質」「脂質」「糖質」をバランスよく摂り、青汁で「ビタミン」「ミネラル」を補うことで常に身体のなかを5大栄養素で満たすことで各機能が正常に働き、美容や健康によい効果が期待できます。

青汁の効果を最大限に発揮するには、青汁だけガブガブ飲んでも、栄養の偏りとなり良い効果は発揮されにくいと思うんですよね。
やはり冒頭でお話頂いたとおり、必要な栄養素をバランスよく摂取することが美容や健康維持に良い効果が期待できるということだと思います。

人間の3大栄養素といわれる「タンパク質」「脂質」「糖質」+青汁で栄養を補う。ということが美容や健康維持に大切ということですよね?

そうですね、どれか一つの栄養を摂りすぎても健康的とはいえません。どれも適量ずつにし、合わせて一日に必要なカロリーになることがいいとされています。

青汁はカロリーがほとんどないものが多いので、3大栄養素以外の、ビタミンやミネラルを摂るために飲むと良いと思います。ちなみに、この二つを合わせて5大栄養素と総称されています。

「タンパク質」「脂質」「糖質」のバランスよく食べる目安量は?check

例えば、「タンパク質」「脂質」「糖質」をバランスよくとはいえ、バランスよくの目安がわからない方が殆どだと思います。

美容や健康のために「タンパク質」「脂質」「糖質」をどのような食材からどのくらい摂ればよいのか目安を教えて頂けると助かります。

自分の手を使って目安量を知ることがお勧めです。体格によって手の大きさも変わりますので、その人に合わせた分量の指標が分かります。大体1食にどのくらい摂るべきかをお伝えします。

まず、糖質は主食になるものですね。ご飯、パン、麺、などが含まれます。
基本的には自分の握りこぶし1個分程度が目安です。摂りすぎると肥満の原因になります。
丼や麺などの一品料理にすると多くなるのでその前後の食事で調整すると良いですよ。ジャガイモや揚げ物の衣など、気づかずに多く摂取していることもあるので、注意です。

ごはんやパンは美味しいので摂りすぎてしまいます(汗 1食につき握りこぶし1個分かメモメモ。

たんぱく質は、自分の指を除いた手のひら1枚分をちょっと超えるくらいが目安です。

お肉なら1枚、魚の切り身1枚、卵1個だとちょっと足りないので納豆もつけて、豆腐は3/4丁くらい。お肉の場合、厚みは手のひらの厚さと揃えるのがポイントです。

タンパク質は肉、魚、卵、大豆類からということか。
手のひらサイズ覚えておきます。

糖質を控えめにされている方は、糖質の代わりにたんぱく質がエネルギー源として使用されるので、少し多めにとるよう意識してみてください。

タンパク質を摂る場合、肉、魚、卵、大豆類ならどの食品からでもよいのでしょうか?

肉、魚、卵、大豆の4つの食品を1日に全部食べられることが理想と言われていますが、なかなかそうはいかないと思いますので、まずは魚を週3回食べよう、など軽い目標から立てていくと良いですよ。

脂質は、色んな食品に含まれているのできっと不足の心配はいらないと思います。
気を付けたいのは、摂りすぎ。揚げ物が週に2~3回よりも多い方は、ちょっと頻度を控えた方がいいですよ。
あとは、脂の多いお肉を毎日食べている方も数回を脂の少ない部位や魚、卵、豆腐に切り替えるとヘルシーです。

油はなにかと使われるので脂質は摂りすぎに注意なんですね。

はい。「タンパク質」「脂質」「糖質」に加えて、ビタミンやミネラルが豊富な緑黄色野菜を摂ることが美容や健康維持の基本。
緑黄色野菜は普段とりにくいため青汁はそのサポートの役割です。

バランスよい食事を意識して身体の機能を正常に整えましょう。

青汁の効果に関する
まとめ

青汁を飲んだからといってすぐに効果が出るわけではありません。食事の一部の栄養を補うもの、と考えて、その他の食事もある程度充実させることは必要です。

コンビニで売られているサラダの多くは淡色野菜であり栄養も乏しいため、普段の生活で緑黄色野菜を食べるのはちょっと難しいと感じることもあると思います。

そんな時に青汁をうまく活用していくことで、今まで足りていなかった栄養素が補給されて食生活のバランスが整い、健康的な身体に近づいていくと思います。ぜひ、青汁をうまく使いながら、食事全体のバランスについて考えてみてくださいね。

この記事のご感想・評価のご協力をお願いいたします

ページ訪問ありがとうございます。この記事の感想や評価、もう少しこういうところを教えてほしいなどの要望がございましたら下記よりご協力をお願い致します。

口コミ投稿フォーム
1
2
3
4
5
送信する
     
キャンセル

口コミを投稿する

青汁をはじめる前に飲むメディア・管理栄養士もおすすめ【なるほど青汁】
総合評価:  
 10 コメント
お名前:ぺこ
目からうろこ

今まで知らなかった貴重な情報が満載で大満足でした。青汁がこんなにもたくさん健康状態の向上が期待できる補助食品であったこと、また、青汁だけではなくその他の食事や運動などの健康に留意した生活を送ることが大事なのだと知り、意識が変わったように思います。

お名前:おもち
青汁が飲みたくなってきました

青汁だけを飲んでも効果は期待できないんですね。

バランスの良い食事を心がけなくてはと改めて思いました。

また、1日に必要な栄養素のおおよその目安がわかって助かりました。ご飯はにぎりこぶし1つ分...私もメモメモ。

お名前:松子さん
青汁の事がよく分かりました

青汁を飲むと直ぐに健康になると思っていましたが、これを読むと間違った知識を覚えていたんだと分かりました。あくまでも栄養をサポートする役割だったんですね。ですが、やはり青汁には普段の食事では補えない栄養が豊富に含まれているので、日常に取り入れたいと思います。

お名前:ヤンバル
すごくわかりやすいです

今まで漠然と「青汁を飲んでおけばいい」という認識だったのですが、それだけでは栄養が偏ってしまうのですね。言われてみれば当然ですが、言われてみないとわからないことで目からウロコです。

お名前:せつな
青汁だけでOKなわけじゃない

青汁を飲んでいればそれだけでいいような気がしていましたが、やはりバランスはとても大事なのですね。青汁を飲むだけでなく、食事のバランスにもちゃんと気をつけようと思いました。

お名前:アオバ
やみくもに飲めばよいというわけではないということがよくわかる

やはり、何事もバランスが大事なのだなと感じた。

口を酸っぱくして青汁は栄養補助食品と言われている。

青汁だけがぶ飲みしていてはダメらしい。

他の栄養にも気をつけようと思う。

お名前:まさまさ
年齢には抗えないから

若いころと同じ生活をしているのにも関わらず、おなか周りに肉がついてきたり、肌のコンディションが思うように保てず悩んでいました。カカオやワインなどでポリフェノールは意識的に取ってきましたが、健康や美容に良いとされる成分が多く含まれるケール・大麦若葉・明日葉は普段の食生活で口にすることがないので、それらを採り入れることができる青汁ってすごいんだなと思いました。メタボ・加齢・健康維持に効果があるということですので、これからのコンディションケアのためにも、少しずつ取り入れていけたらいいなと思います。

お名前:take
「食事の摂り方」を総合的に学ぶことができてとても有意義でした

「青汁」と聞いて、漠然と「健康に良い飲み物」という印象だけはありました。

これまでに何度か、青汁を飲んでみようかと考えたことがありましたが、飲むとどのような効果があるのか? どのような症状に効くのか? といった疑問がわいてきたものです。



今回こちらの記事を拝見して、“青汁の効果”を詳しく知ることができ、とても有意義でした。

また青汁以外にも、食事の摂り方を総合的に説明されていて、これからの健康維持管理に役立つ情報を学ぶことができ、とてもありがたかったです。





 

お名前:めんぼー
勉強になりました

青汁が千年以上も前から飲まれてるとは知りませんでした。

美容や健康維持のためには、どんな成分が含まれているものを選べばいいのか勉強になるのと同時に青汁を飲むだけで健康になるわけではなく、食事のバランスが重要との事なので気をつけたいと思います。

お名前:そこらのおばさん
男性にとっては?

 比較的若そうな女性が、管理栄養士さんだし、栄養教諭も持っている専門家、こちらも比較的若そうな女性に対して、質問をして、それに答えてもらう、という形式での進め方でしたので、わかりやすいといえばわかりやすいです。

 ただ、男の人ってどうなのよ、と家族持ちは思いました。書いてある内容は男性でももちろん、同じことがいえるのでしょうけど、男性と女性って微妙に体は違いますので、これって女性向けの解説なのかな、って思いました。

 あとは、余計なことですけど、管理栄養士さんの写真があまりに多いので、それも気になりました。

感想・評価をもっと読む+
表示数を戻す

SPECIAL CONTENTS

  • 青汁でおいしくきれいに・肌荒れ・スタイル改善ガイド
  • 肌荒れ・痩せにくいは野菜不足が原因かも

ページTOPへ