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栄養管理士

難消化性デキストリンとはcheck

難消化性デキストリンとは、トウモロコシやジャガイモといった野菜類(天然素材)デンプンから作られた合成の水溶性食物繊維です。

現代人が不足しがちな食物繊維を補う目的で作られ、最近では特定保健用食品(トクホ)をはじめ様々な食品に使われています。

食物繊維と同じ働きがあるとはいえ、人工的に作られた食品添加物の為、副作用など身体に悪いイメージが多少あるかもしれません。

Check Point

Point

しかし、難消化性デキストリンは食品添加物のなかでも、もっとも安全な食品とされており、その安全性は厚生労働省や、アメリカFDA(アメリカの食品や医薬品を取り締まる行政)にも認められています。

コストも安く、食物繊維の代用として使用できることから、多くのメーカーが青汁の原料として使用されています。

難消化性デキストリンは、水に溶ける食物繊維=水溶性食物繊維と同じ働きをします。広い意味では、水溶性食物繊維の1種ともいわれます。
その水溶性食物繊維には、主に次の7つの効果・効能が期待できると言われています。

二日酔いの症状は低血糖や血管の拡張が引き起こす

No.1 糖や脂肪の吸収スピードを緩やかにする

水溶性食物繊維には、食べた物を包み込み、腸内を通るスピードをゆっくりにする働きがあります。この働きのおかげで、糖や脂肪スピードを抑制することができます。

難消化性デキストリンの効果効能から飲み方まで全部解説糖がゆっくりと吸収されることで、血糖値の上がり方もゆっくりになります。人間の身体は、食事をして血糖値が上がると、インスリンというホルモンを使って、血糖を脂肪に変えて身体に蓄えます。

血糖値が急激に上がると、血糖値を下げるために、身体はたくさんのインスリンを出します。すると、結果としてたくさんの脂肪が蓄えられることになります。

逆に、同じカロリーの食事でも、血糖値の上昇がゆっくりの場合は、インスリンが出てくる量も少なくなり、脂肪が蓄えられにくくなる、つまり太りにくくなります。

また、脂肪の吸収がゆるやかになると、血液中の中性脂肪の上がり方もゆっくりになります。中性脂肪が急激に上がると、心筋梗塞や動脈硬化などの恐ろしい病気の危険性が高くなるので、脂肪の吸収を緩やかにすることでこれらの病気にかかる可能性を減らすことができます。

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No.2 整腸作用(便秘の改善)

水溶性食物繊維は、腸内で便に水分を与えて大きくすることで、便をツルンと出しやすくする効果があります。
また、腸内フローラ(腸内細菌の善玉菌、悪玉菌のバランス)を整える効果もあるので、2つの効果で整腸作用が期待できます。

実際に、ヒトが難消化性デキストリンを1日5gまたは10g摂取すると、便の量と回数が増えたという実験結果もあります。さらに、便の状態も良くなっていたことが確認されています。

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No.3 満腹感を高める

水溶性食物繊維は、胃の中で水分を吸って食べた物の塊を大きくする働きがあります。
すると、食べ物が胃に留まる時間が長くなるので、満腹感が長持ちして食べ過ぎや間食を防ぎやすくなります。

No.4 ミネラルの吸収率をアップさせる

食物繊維には、ミネラルを便とくっつけて排出してしまう欠点があります。
しかし、それとは逆に、難消化性デキストリンはミネラルの吸収率をアップさせることがわかっています。

難消化性デキストリンが、他の水溶性食物繊維とは異なりサラサラとした性質を持っていて、腸内細菌が栄養源として利用しやすいためだと考えられます。
腸内細菌は、難消化性デキストリンから栄養源を得ると、腸内で増殖し、腸内でのミネラル吸収率はアップします。

実際、専門機関の研究で、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛の吸収率は、難消化性デキストリンを多く食べた動物ほど高かったという結果があります。

また、貧血のある女子大学生を対象にした実験では、1日15gの難消化性デキストリンを4週間摂取すると、血清鉄(貧血の指標で、値が低いほど貧血である)の値が上昇した、つまり貧血が改善したという結果がでています。

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No.5 内臓脂肪を減らす

難消化性デキストリン10gを1日3回食事とともに12週間摂取すると、内臓脂肪が減少したという実験結果が出ています。

No.6 中性脂肪、コレステロールを低下させる

難消化性デキストリン10gを1日3回食事とともに3ヵ月摂取すると、高かった中性脂肪、総コレステロールが低下したという実験結果が出ています。

No.7 がん予防対策

食物繊維(不溶性・水溶性の両方)には、発がん物質を便にくっつけて一緒に排泄することで、身体の外に出す作用があります。
実際、食物繊維をたくさん食べる国は大腸がんになる人が少ない、という報告もされています。
難消化性デキストリンにも、同じような効果が期待できます。

難消化性デキストリンの一日の摂取量と適切な飲み方check

身体に良い効果がたくさんある難消化性デキストリン。
それでは、どのように生活に取り入れれば良いのでしょうか?

の3つにわけて説明します。

難消化性デキストリンはどこで手に入る?おススメは??

難消化性デキストリンのパッケージサンプル

難消化性デキストリンは、ドラッグストアのダイエット食品・健康食品のコーナーで購入することができるほか、インターネット通販でも手に入ります。
粉末タイプで味がついておらず、お茶や味噌汁など、日ごろの食事に簡単に加えられるものが使いやすくておススメです。

難消化性デキストリンの1日の摂取量の目安

難消化性デキストリンの効果効能から飲み方まで全部解説

1日の摂取量の目安は、食生活などで人によって異なりますが、せっかく健康食品としてプラスするなら、1日10g程度を目安にすると良いでしょう。

その理由は、厚生労働省が定めている「日本人の食事摂取基準」では成人に必要な食物繊維が女性(18歳~69歳)で1日18g以上、男性(18歳~69歳)は20g以上であるのに対し、日本人が摂っている食物繊維量の平均は男女とも(18歳~69歳で)12g~16g程だからです。ちなみにですが、特に若い人ほど、食物繊維を摂れている量が少ない傾向にあります。

女性(18歳~69歳) 男性(18歳~69歳) 実際の男女平均摂取量
1日の食物繊維摂取量 18g以上 20g以上 12g~16g

現代人の多くは、食物繊維が1日あたり5g~10g程度は不足している可能性が高く、また難消化性デキストリンは多めに摂っても身体に害はないので、1日10g以上がひとつの目安として適切です。

難消化性デキストリンと過剰摂取

難消化性デキストリンは1日に30g程度までなら安全と言われています。
朝・昼・夕の3回に分けて10gずつの1日30gの難消化性デキストリンを約2カ月摂取するという実験では、被験者に何も健康上の問題が出なかったので、1日30gまでは確実に大丈夫だと言えます。また、アメリカの食品医薬品局も「難消化性デキストリンは1日の摂取量の上限を決めなくても良い」と言っているぐらい安全な食品素材なので、摂り過ぎを心配する必要はほとんどありません。

難消化性デキストリンの効果的な摂り方

難消化性デキストリンは食前に摂ることをオススメします
難消化性デキストリンは、食前に摂ることをおススメします。
それは、水溶性食物繊維は、食前に食べることによって、その後に食べる物の炭水化物や脂肪の吸収スピードを緩やかにすることができるからです。
特に、難消化性デキストリンにダイエット効果を求める場合は、必ず食前に摂るようにしましょう

難消化性デキストリンを摂取する上での注意点や副作用check

難消化性デキストリンは、水溶性食物繊維なので食べ合わせの悪い食品や副作用はありません。しかし、整腸作用がある成分なので、あまり極端に多く摂りすぎるとお腹がゆるくなる可能性がありますので、気を付けましょう。
最初は1日5~10g程度から摂取し、食事内容によって量を調整していきましょう。

しかし青汁には難消化性デキストリンは入ってないほうが良いcheck

難消化性デキストリンは原料コストも安い為、価格の安い青汁の主原料として使用されています。

青汁は、ダイエットや便秘、健康に良い効果がある安全な食品であることから、「じゃあ、難消化性デキストリン入りが良いのでは?」と思った人もいるのではないでしょうか??

しかし、実はそれはおススメできる方法ではありません。

なぜなら、青汁の1番の目的は、野菜のビタミンやミネラルを補うことで、難消化性デキストリンを補うことではないからです。

難消化性デキストリンを摂りたい場合は、青汁ではなく、難消化性デキストリンのみが入った商品を選ぶ方が、続けやすく、結果として効果も得られやすいと考えられます。
それは、難消化性デキストリンのみの商品には、以下のようなメリットがあるからです。

  • 無味無臭なので、お茶やみそ汁など日ごろの食事に加えることができる
  • 価格が青汁よりも安く経済的

難消化性デキストリンが青汁に入っている必要はありません
また、ビタミンやミネラルは、それぞれがお互いに身体の中で助けあうことで、力を発揮する栄養素です。

ですから、ビタミンやミネラルを摂りたい場合には、青汁を飲んで、様々な栄養素をまとめて摂取することに、非常に大きなメリットがあります。

一方、食物繊維である難消化性デキストリンは(ビタミンやミネラルと違って)単独で働くことができる栄養素です。ですから、難消化性デキストリンを摂りたい場合に、あえて青汁から摂取することのメリットはほとんどありません。

以上の理由から、難消化性デキストリンを摂りたい場合には、青汁ではなく難消化性デキストリンのみが入った商品を選択することをおススメします。

この記事のまとめ

難消化性デキストリンとは合成の水溶性食物繊維。

トウモロコシやジャガ芋のデンプンが原料の自然で安全は高い。

期待できる効果・効能は以下の7つ。

  1. 糖・脂肪の吸収スピードを緩やかにする
  2. 整腸作用(便秘の改善)
  3. 満腹感を高める
  4. ミネラルの吸収率をアップさせる
  5. 内臓脂肪を溜めにくくする
  6. 中性脂肪、コレステロールを低下させる
  7. ガン予防

適切な量は1日10g~30gが目安。

ダイエット効果を狙う場合は、食前に。

食べ合わせの悪い食品や副作用はないが、摂りすぎるとお腹がゆるくなる可能性も。

青汁には難消化性デキストリンは入ってないほうが良い。

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