大正製薬ヘルスマネージ大麦若葉青汁はどんな青汁
大正製薬ヘルスマネージ大麦若葉青汁は大麦若葉を主成分とした青汁です。
難消化性デキストリンが配合されたものと、キトサンが配合されたものの2種類あります。
どちらも特定保健用食品で、それぞれのからだへの効果が科学的に証明されています。
難消化性デキストリン配合のものは、「食後の血糖値が気になる方に」という記載がある通り、難消化性デキストリンが配合されていないものに比べて食後30分の血糖値が低いという試験結果が出ています。
キトサン配合のものは、「LDLコレステロールが気になる方に」と記載があり、キトサンが配合されていないものに比べて4週間後のLDLコレストロール値が低くなるという試験結果が出ています。
このように、特定保健用食品であることでより効果が期待できる青汁となっています。
大正製薬ヘルスマネージ大麦若葉青汁の主成分
大正製薬ヘルスマネージ大麦若葉青汁の主成分である大麦若葉は、イネ科の植物で大麦が稲穂を付ける前の若い葉のことを指します。
この若い葉が緑黄色野菜の中でほかの野菜よりも栄養が詰まっているということで注目されることになり、青汁の主成分の代表格として使われています。
大麦若葉は食物繊維が特に豊富に含まれており、便秘の改善や腸内環境を整える効果があります。妊娠中の女性に特に必要な葉酸や、高い抗酸化作用を誇るポリフェノール、貧血を防ぐ鉄分や、大麦若葉特有の成分であるSOD酵素が含まれています。SOD酵素は体内の活性酸素を分解して老化防止に役立つとして注目されています。
難消化性デキストリン配合タイプは血糖値対策に良い
大正製薬の青汁は、トウモロコシのデンプン由来の水溶性食物繊維である難消化性デキストリンが配合されています。
難消化性デキストリンは、小腸の粘膜からの糖の吸収を穏やかにする働きがあります。そのため糖の吸収に時間がかかるため、食後の血糖値の上昇が穏やかになるのです。実際に米飯と共に難消化性デキストリン入りの大正製薬ヘルスマネージ大麦若葉青汁を飲んだ場合と、難消化性デキストリンが配合されていない青汁を飲んだ場合の食後30分の血糖値に差がでました。このことから難消化性デキストリンが食後の血糖値の上昇を穏やかにするはたらきがあるとわかります。
キトサン配合タイプはコレステロール値の対策に良い
キトサン配合タイプの大正製薬の青汁は、コレステロール値の対策に良いです。
カニの殻由来のキチンという物質を加工して作られた不溶性食物繊維で、血中コレステロールは肝臓で胆汁酸となり、省庁へ分泌されます。その後一部は再吸収されて肝臓へ戻り、残りは便として排泄されます。
キトサンはこの再吸収を抑制するはたらきがあるので、胆汁酸を酸吸収させずに便として排泄するように促します。胆汁酸が再吸収されないというこのはたらきのおかげで、通常よりも血中のコレステロールが多く使われるようになります。そのおかげで血中コレステロール値が低下するのです。
実際に、LDLコレステロール値が120〜160mg/dlの人を対象に、キトサン配合の大正製薬ヘルスマネージ大麦若葉青汁とマルトデキストリン配合の大正製薬ヘルスマネージ大麦若葉青汁を1日3袋、12週間摂取させた結果キトサン配合の大正製薬ヘルスマネージ大麦若葉青汁を飲んだ群のLDLコレステロール値が低下していました。
このことからキトサンが実際にLDLコレステロール値低下のはたらきがあるということがわかります。
それぞれの成分に副作用はみられませんが、飲みすぎることにより水分の摂りすぎ+食物繊維の摂りすぎより、おなかがゆるくなる可能性があります。もし、お腹がゆるくなった場合は一時的なものですので1日の量を減らすなど体調を見て分量を調節するようにしてください。
ヘルスマネージ大麦若葉青汁がおすすめの方
食後の血糖値が気になる方・・・
難消化性デキストリン◎
難消化性デキストリンが配合されているので、食後の血糖値の上昇が穏やかになります。
LDLコレステロール値が気になる方・・・
キトサン◎
キトサンのはたらきにより、胆汁酸の再吸収を抑制するため、血中コレステロールが低下します。
便秘に悩む方・・・
両方◎
食物繊維が豊富に含まれているので、便秘解消のはたらきが期待されます。特にキトサン配合の大正製薬ヘルスマネージ大麦若葉青汁は、不溶性食物繊維が多く含まれているので、腸内の水分を保持し排便を促す作用があります。
アンチエイジングに興味のある方・・・
両方◎
大麦若葉特有のSOD酵素が高い抗酸化作用を持っており、老化防止のはたらきがあります。
妊娠中など葉酸を必要とされている方・・・
両方◎
大麦若葉には小松菜の約6.5倍もの葉酸が含まれています。葉酸は妊娠中の方だけでなく幅広い性別・年代の方に必要な栄養素で貧血予防や細胞の再生、心臓病や動脈硬化の予防に役立ちます。サプリメントに抵抗のある方などはぜひ試してみてください。
貧血気味で鉄分不足の方・・・
両方◎
大麦若葉にはほうれん草の約8.8倍もの鉄分が含まれています。普段の食事から多くの鉄分を摂ろうと思うとなかなか難しいですが毎日の青汁の習慣で改善が期待されます。
野菜不足が気になる方・・・
両方◎
日頃外食が多い方や、野菜の高騰などで野菜をあまり食べていないと気になる方は1日1杯飲むだけでも野菜不足が改善されるはずです。
健康維持のためのヘルスマネージ大麦若葉青汁の飲み方
青汁は昔に比べるとずいぶん飲みやすくなっていますが、そのまま飲むよりも何かに混ぜたりすることによりより飲みやすくすることができます。また、青汁はその場限りのものではなく、習慣として飲み続けることにより効果が期待されるものなので、マンネリ化を防ぐためにもアレンジが必要不可欠となります。
アレンジの中でも、ただ飲みやすくするだけでなく「血糖値の気になる方」「コレステロール値の気になる方」にとって相乗効果の期待される飲み方をご紹介します。
ヨーグルト+青汁
ヨーグルトにはGLP−1という消化管ホルモンの分泌を刺激する成分が含まれています。このおかげでインスリンの分泌を促し、グルカゴンの分泌をおさえます。また食べ物の吸収を穏やかにするはたらきがあるので血糖値が気になる方におすすめの方法です。
ほかにも乳酸菌のはたらきによりコレステロール値の低下が期待されるので、コレステロール値が気になる方にもおすすめです。
もちろんヨーグルトは無糖のものを選び、甘さが足りない場合はバナナやリンゴなどを少し足してみるとよいでしょう。
豆乳+青汁
大豆に含まれるレシチン、ビタミンE、サポニン、カンペステロールなどにはコレステロール値を正常にするはたらきがあります。調整豆乳は飲みやすいですが、甘みが足されているので飲めるようでしたら無調整豆乳を選ぶとよいでしょう。
血糖値の気になる方は食前か食事中に摂取することにより、食事による血糖値の上昇を穏やかにします。それ以外の方も、食事に関連付けて摂取することにより効率よく吸収されるのでおすすめです。
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