子供 青汁

子供に青汁を飲ませるメリット

野菜と子供

子供に青汁を飲ませる利点としては、やはり「まんべんなく野菜の栄養を摂れる」ことです。
どうしても子供は野菜嫌いな子が多いです。
食べさせようとしても吐き出してしまったり、口を開けなかったりすることが続くと「野菜不足」にならないか心配になりますよね。

 

やはり子供のころにしっかりと栄養を摂らないと元気に成長できないのでどうにか野菜を…と思ったときに青汁がとても便利です。

 

青汁は何歳から飲んでも良いものなのか?

赤ちゃんには青汁は不要です

青汁は薬ではなく食品なので、「何歳から飲んでよい」という決まりはありません。
しかし離乳食前の赤ちゃんや、1歳前後の離乳食を食べている赤ちゃんは、母乳やミルクから栄が摂れているので、青汁から摂る必要はありません。

 

子供の青汁は6歳頃から少しづつが適切
離乳が終わり、しっかりと大人と同じような食事を食べられるようになれば青汁を試してみてもよいですが、青汁の栄養をしっかり補給するという意味では小学生くらいからのほうが良いです。

 

小学生になる6歳くらいから消化器官もある程度発達しているので、しっかりと消化・吸収できるようになっているはずです。

 

子供に初めて青汁を飲ませる際の注意事項
子供が青汁を飲む際に注意が必要なのが「ぶつぶつなどの不調の可能性」です。
特に子供は、初めて口にするものにぶつぶつやかゆさなど不調反応が見られる場合があります。
初めて青汁を飲ませる時は、一口ぐらいから試しましょう。
何日かに分けて少しずつ量を増やし、何もなければ安心して普通に飲ませることができます。

子供に飲ませる青汁は添加物がはいってないものを選ぶ

子どもと青汁

一言で青汁といってもたくさんの種類があります。
たくさんの青汁の中で、子供に飲ませる場合に選ぶポイントは、甘味料や保存料、香料など「過剰に食品添加物が入っていないものを選ぶ」ことが望ましいです。

 

「食品添加物」の摂りすぎは不調の原因になることもあります。特に、体の小さい子供には影響があるなんてことも。
そうならないためにも、子供の青汁を選ぶときは余計なものが入っていないものを選ぶことがよいと考えます。

 

以下、青汁に含まれていることの多い合成添加物の一覧です。

 

天然甘味料
青汁を飲みやすくするために配合されていることがあります。

 ・還元麦芽糖(マルチトース) ・麦芽糖(マルトース) ・イソマルトオリゴ糖 ・フラクトオリゴ糖 ・ガラクトオリゴ糖 ・イヌリン ・エリトリトール ・トレハロース ・パラチノース

人工甘味料
甘味をだしたいときに配合されていることがあります。

 ・アスパルテーム ・L-フェニルアラニン化合物 ・スクラロース

安定剤・乳化剤
青汁の食物繊維のサポートして配合されていることがあります。

 ・デキストリン ・ガラクトマンナン ・ペクチン ・キサンタンガム

など

保存料
青汁の品質を保つために配合されていることがあります。

・安息香酸 ・安息酸ナトリウム ・ソルビン酸 ・ソルビン酸カリウム ・パラオキシ安息香酸エステル類 ・プロピオン酸 ・ポリリジン

など

青汁を購入する前に成分表などを確認し、なんの目的で配合されているのが知ることも大切です。

子供が不足しがちな栄養が補給できる青汁を選ぶことも大切

子供が不足しがちな栄養素は、「カルシウム」「鉄」「ビタミン」「食物繊維」です。

 

子どもと「カルシウム」「鉄」「ビタミン」「食物繊維」

 

カルシウム
カルシウム
骨や歯を作るために必要な栄養素です。特に成長期の子供には必要不可欠です。

鉄分
健康的な身体をつくるために栄養を体全体へ運ぶはたらきがあります。鉄が不足するとクラクラを感じやすくなります。また、子供がイライラしやすくなり集中力がなくなることもあります。勉強をしっかりしたい時期にこうならないようにしっかり摂取したいものです。また、思春期の女の子は鉄の必要量がとても多いため食事からも補給するようにしましょう。
ビタミン
ビタミン
ビタミンの中でも、子供は特にビタミンA・B群・Cの不足が目立ちます。これらはやはり野菜不足が原因です。生きていくための潤滑油のような役割のビタミンなので、これらが不足すると体のいろいろなはたらきに影響がでてきます。
食物繊維
食物繊維
食物繊維も不足しがちな栄養です。こちらもやはり野菜不足が原因です。ある調査で6〜12歳の小学生のうち約4割が朝の出が悪いという結果が出ています。食物繊維不足による出が悪さを放置していると、不調のリスクをきたします。

 

これらの栄養素が多く含まれている青汁を選ぶことにより、子供の栄養不足サポートに役立ちます。

栄養の過剰摂取にならない為にも1日1杯までが良い

健康のために飲む青汁ですが、含まれている栄養素の中で飲みすぎることにより過剰に摂取してしまう恐れのある栄養素がビタミンAです。

 

ビタミンA・Eは脂溶性ビタミンとよばれ水に溶けません。ビタミンCなどの水溶性ビタミンは、水に溶けるため摂りすぎても尿などにより体外へ排泄されます。しかし脂溶性ビタミンは排泄されないため過剰に摂取すると体内に蓄積されてしまいます。

 

青汁はビタミンAも豊富に含まれる

青汁によって成分量は異なるのですが、ある青汁は1杯分につきビタミンAが540?含まれていました。この年齢の子供がこの青汁を1日に2杯飲むと、上限を超えてしまいます。
以下、年齢別でビタミンAの上限値をまとめてみました。

 

ビタミンAの上限値
  1〜2歳 3〜5歳 6〜7歳
上限値 600μg 700μg 900μg

 

1日の中でビタミンAを摂取するのは青汁からだけではないので、それも考慮して7歳までの子供はこの青汁は1日1杯以下にするべきだとわかります。

 

もちろん青汁は薬ではないので1回だけ上限を超えてしまったからといってただちに影響はありませんが、大人と違い小さな子供は影響を受けやすいので注意が必要です。

 

脂溶性ビタミンの摂取量には要注意です

ビタミンAなど脂溶性ビタミンが上限を超えた摂取が長期間続くと、不調を引き起こすリスクが生じます。子供においては食欲がなくなり成長に影響ができることにもなりかねません。

 

青汁で栄養を補給することも大切ですが、手軽に摂取できることから栄養の過剰摂取にも配慮することが大切です。あくまで食事を中心とした補助として活用することようにしましょう。

子供がストレスにならない青汁の飲ませ方

簡単!青汁アレンジ方法

特に子供は、最初に口にしたものが美味しくない!と感じたものを嫌いになる傾向にあります。まさに青汁は濃い緑色で苦そうなイメージもあり、見ただけで美味しくないという判断をされやすくなります。

 

その為、最初は見た目とは違い美味しいものと感じさせることが大切です。
下記に子供が食べやすく感じる方法を記載しています。それ以外のものでも子供が好きなものに混ぜてみて、いろいろと試してみてください。お気に入りの一品が見つかれば、安心ですね。

 

★子供でも青汁を摂取しやすくする工夫

青汁+牛乳
青汁+牛乳
普段から牛乳をよく飲む子はすんなり飲めるでしょう。
青汁+コーンスープ
青汁+コーンスープ
青汁の味が苦手な子供でもコーンスープの甘みで飲みやすくなります。
青汁+ヨーグルト+フルーツ
青汁+ヨーグルト+フルーツ
フルーツヨーグルトと変わらない美味しさで、おやつ感覚で無理なく青汁を摂取することができます。
青汁+アイスクリーム
青汁+アイスクリーム
こちらも抹茶アイスのようなおいしさで、おやつ感覚で美味しく食べることができます。
青汁+クリームシチュー
青汁+クリームシチュー
子供の大好きなクリームシチューに混ぜると、青臭さが感じにくくなるので食べやすくなります。

 

青汁は子供の野菜嫌いを解消する便利アイテム

青汁と健康的な子供

青汁で子供の野菜不足を解消することで、成長のサポートが期待できます。

 

野菜嫌いの子供に野菜を無理に食べさせることは、子供にとっても大人にとってもストレスになり、食事の時間が楽しくなくなってしまいます。

 

毎日の食事の補助的な役割として、青汁をつかった料理を食卓に並べて習慣化することで、その日野菜を残したとしても子供にガミガミと怒る必要もなくなります。          

 

また、子供も青汁料理を気に入るとほかの野菜料理にも興味を持ち、野菜を食べるようになるかもしれません。

 

もちろん青汁だけに頼るのではなく、海藻類や穀物も含めバランスよく食べることが大切ですが、青汁は子供の野菜不足を克服するのに最適な栄養補助食品になる可能性があります。

子供に青汁を飲ませる適切な方法まとめ

青汁は小学生くらいから少量づつ始めると良い

 

過剰な食品添加物など余計なものが入っていない青汁を選ぶ

 

飲みすぎに注意して1日1杯・もしくは半杯にする

 

最初は飲みやすくすることが大切

 

子供の野菜不足の克服に青汁は最適な飲み物

 
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